今回はメダカと共存できる生き物を紹介していきます。メダカはとても生命力が高く様々な種類の生物と共存できそうに思えるかと思います。しかし中にはメダカに攻撃したり、卵を食べる生物もいます。同じ水槽に入れる前に共存できる生物か調べてから投入するようにしましょう。
水槽の中を賑やかにしようと、メダカと一緒に他の生物を飼いたいと思う方は多くいることでしょう。 メダカは体の小さな生き物です。メダカよりも体の大きな生物はあまり良くありません。それでは一体どんな生物が共存できるのでしょうか。
メダカと共存できる生物
- 貝・タニシ
- エビ類
- 熱帯魚
- ドジョウ
の4種類になります。
おすすめは、ミナミヌマエビやヒメタニシ・ドジョウになります。 メダカに対して水槽の低迷向きも生活の場としているため、生活圏を分けることができます。またドジョウはそこに沈んだ餌を食べミナミヌマエビは並走に発生する苔を食べるので、水質の浄化にも役立ちます。
それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
貝・タニシ
貝やタニシ系はメダカと同様な生息地に住んでいることが多く、生活環境も似ているためメダカとの相性は良いと言えるでしょう。しかし貝にも多くの種類・品種が存在し、メダカと共存できる品種・種類を決める必要があります。
おすすめの貝・タニシ3選
- ヒメタニシ
- イシマキカイ
- ラムズホーン
この3種類をおすすめします。
メリット
- 水質浄化
- 苔や糞の掃除役
- 繁殖能力は高すぎない
- 安価
簡単に言えばこの4点がメリットと言えるでしょう。メダカを飼育していく上で最も重要で大変な作業である水の管理と手入れを楽にしてくれる生物となります。そして予想外かもしれませんが、繁殖能力がそこまで高くないこともメリットになります。
そうなんです。繁殖能力が高すぎると気がつけば、水槽内が貝・タニシ類でいっぱいになっていたとゆうのは良くあります。その点では、ヒメタニシ・ラムズホーンは少しだけ注意が必要です。そのため、気持ち少なめに水槽に入れることをおすすめします。イシマキカイは基本的に水槽内では繁殖は難しいので、増えすぎることに注意は必要ないかもしれません。
注意点
ヒメタニシにそっくりなジャンボタニシとゆう種類の貝には注意が必要です。スクミリンゴガイとも呼ばれ、水草や水稲を大量に食べる害貝として有名です。ピンク色の卵を産み見た目もとても悪いです。死んでしまったメダカを食べるともいわれています。寄生虫なども保有している外来種になりますので、基本的にはメダカと混浴させることは避けましょう。
エビ類
エビは基本的に水槽の底で生活していますので、メダカとの相性は良いとされています。しかし中には肉食でメダカにとっては凶暴なエビの種類もいます。
おすすめエビ3選
- ミナミヌマエビ
- ヤマトエビ
- レッドシュリンプ
の3種類になります。
メリット
- ペットショップやインターネットで簡単に入手できる
- 苔や糞の掃除役
- ミナミヌマエビ・ヤマトエビは安価
- ミナミヌマエビ・ヤマトエビは飼育も容易
貝・タニシと同様にメダカの水槽の掃除役として混浴させることができます。
その欠点を補うのがレッドシュリンプになります。見た目も華やかで、メダカと混浴できます。さらに苔の掃除もしてくれますので、楽しみながら飼育できます。
レッドシュリンプのデメリット
- 高価
- 飼育がやや難しい
- 水温の管理が必要
などやや管理が大変な面がありますので、自身の飼育スタイルに沿った種類を選びましょう。
注意点
ザリガニやテナガエビはメダカを捕食する肉食系のエビになりますので、絶対に同じ水槽で飼育しないように注意しましょう。
熱帯魚
意外かもしれませんが、種類によっては混浴させることができます。種類としては基本的に体の小さな熱帯魚になります。大きな熱帯魚はメダカを攻撃する可能性も高く注意が必要です。そしてメダカの飼育環境の向上や水質浄化とゆうよりは、観賞用に共存になります。
共存できる条件
- 小型の熱帯魚
- 飼育環境は熱帯魚に寄せる
- 水槽内にヒーターとエアレーションの設置
この3点を守る必要があります。
- ネオンテトラ
- コリドラス
- グッピー
など様々な種類が共存可能です。
ドジョウ
ドジョウと共存できることを知っている方は多いかもしれません。苔を取ったりはしませんが、餌の食べ残しを処理してくれる掃除役になります。
メリット
- 餌の食べ残しの掃除役
- 安価
- 入手しやすい
- 環境変化や水質の悪化にも強い
注意点
・ドジョウは雑食になるため、卵やメダカの稚魚が口に触れると捕食する可能性がある。
・肉食系の種類のドジョウはメダカを襲う可能性がある(ホトケドジョウなど)
まとめ
今回はメダカと共存できる生物について紹介しました。
掃除役としては
- ヒメタニシ
- ミナミヌマエビ
の2種類が一番良いと思っています。この2種類を一緒に飼育しているメダカのブリーダーの方も多い印象です。観賞用としてではなく、掃除役として共存できるパートナーを導入しているとゆう印象です。
観賞用
- レッドシュリンプ
- ネオンテトラ
の2種類をおすすめします。
自身の飼育スタイルに合わせた共存できるパートナーを選びメダカ飼育を楽しんでいきましょう。