臨床工学技士の仕事は装置の保守・点検・機器管理です。医師や看護師と比較すると患者と接する機会も少なく職業を知らない人も多くいます。
同じ技師として『診療放射線技師』『臨床検査技師』がありますが、1番知名度の低いのが『臨床工学技士』です。
では、そんな臨床工学技士として働いている人たちはどのようなことがきっかけでこの仕事を知り、目指すようになったのでしょうか?
また、どのようなことにやりがいを感じているのかを解説していきます。
- 臨床工学技士のやりがい
- 臨床工学技士になって良かったこと
- 臨床工学技士の魅力
臨床工学技士の『やりがい』と『魅力』|やっててよかったと感じる瞬間
臨床工学技士って人数が少ないから、ネットの情報も少ないから現役の人の意見を聞いてみたいな〜
臨床工学技士になって良かったと感じる理由を3つを紹介していきます。履歴書や面接にも参考になるかと思いますので、学生さんにも必見の内容となっています。
- 最先端の医療機器・医療に触れることができる
- 重症患者の治療に携わることができる
- 業務範囲がどんどん拡大して、活躍の場が広がっている
- 男性臨床工学技師は、看護師からモテる
最先端の医療機器・医療に触れることができる
臨床工学技士は、さまざまな医療機器のスペシャリストです。
最近では、ECMO(体外式膜型人工肺)・手術用ロボット(ダヴィンチなど)などが有名です。これらの使い方や管理・点検を行うのが臨床工学技士です。
ECMO(体外式膜型人工肺)・手術用ロボット(ダヴィンチなど)は、地域の小さな病院に設置してあることは少ないでしょう。総合病院や大学病院・都市などの大きい病院に設置してあることがほとんどです。つまり、日本の医療の最先端装置が揃う施設に働くことができるのが臨床工学技士です。
今後は少子高齢化で病院内の機械化・AI化は確実に進みます。数十年でロボットやAIが医療現場に浸透し、高度な技術を使いこなす人材が確実に求められます。
重症患者の治療に携わることができる
臨床工学技士は重症の患者に関わるチャンスが多くあります。臨床工学技士が働く施設は、透析の施設をイメージする人も多いでしょう。確かに透析のクリニックに勤める臨床工学技士も多くいます。
それ以上に多いのが総合病院やICU・OPE室がる病院で働く臨床工学技士です。
大きい病院や重症の患者に携われると何がいいの?
転職時に有利だったり、やりがいやモチベーションを保ちやすいよ!
業務範囲がどんどん拡大して、活躍の場が広がっている
臨床工学技士の仕事は、どんどん広がっています。
他のコメディカルと比較しても拡大のはばや範囲は大きくなっているよ!
生命維持管理装置を用いた治療において当該治療に関連する医療用の装置(生命維持管理装置を除く) の操作 (当該医療用の装置の先端部の身体への接続又は身体からの除去を含む)
引用:日本臨床工学技士会より
臨床工学技士の資格はまだまだ新しい資格です。これから病院や医療の世界には機械やAI化が進んでいきます。
医療の現場で働いていればわかるのですが、機械化やAIの力を借りるなどがかなり遅れていると痛感します。いまだに紙カルテの施設も多く存在します。
今後10年で一気に機会が導入され、臨床工学技士の仕事や活躍の場が一気に増えるはずです。
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男性臨床工学技師は、看護師からモテる
男性臨床工学技士ははっきり言ってモテます。これは本当です。今まで学生時代にモテていない人も安心してください。
逆に女性の臨床工学技士はモテないんです・・
病院で働いているスタッフは、9:1で女性が多いです。その中でも臨床工学技士は、ICUやOPE室・透析室などで看護師と近い距離で仕事をすることも多いです。
飲み会や歓迎会・送別会も女性スタッフが多く男性には喜ばしいことが多いようです。
男性スタッフは、これがモチベーションになっている人も多いはず!!
臨床工学技士に『やりがい』を感じない場合どうする?
臨床工学技士になって『やりがい』を感じない。臨床工学技士になって『やりがい』を感じなかったら、どうしようと悩んでいる人も多いはずです。
実際にネットで『臨床工学技士』と検索すると・・・不安なことも出てきます。
では、臨床工学技士になって『やりがい』を感じない。後悔してしまった場合どうしたらいいのか考えていきます。
病院や施設を転職してみる
臨床工学技士として働いている人は、正直全員一度は『やりがいがない』。と後悔するタイミングが訪れます。
- 毎日同じことの繰り返し
- 医師・看護師の言いなり
- 機械の保守・点検が全然面白くない
臨床工学技士・放射線技師・臨床検査技師など『技士』と言われる職業に就いた人は一度は考えます。
しかしこれは、病院や施設を変えるだけで改善することも多いのも事実です。
臨床工学技士の仕事が合わないのではなく職場が合っていないだけかも!!
職場が変われば、ルールや機械も変わるだけでなく、できる業務も変わります。
施設を転職するだけで、今まで何も感じなかった業務も『やりがい』や『楽しさ』を感じることも多くあります。
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医療機器メーカーや企業に転職
医療機器メーカーや企業に転職するのは、難しいと考えていませんか?
- 専門学校卒だから無理・・・
- 頭も良くないし無理・・・
- 知識も経験も少ないから追いつけない・・
医療機器メーカーってハードルが高そうって勝手に思ってない?
最近では、未経験でも医療機器メーカーに入職できる事例も増えています。さらに言えば、医療業界すら未経験でも採用する企業もあります。
企業によっては、医学知識が全くない人も積極的に採用しており、研修や充実した教育期間を設けている企業もあります。
自身のスキルや経験の武器は弱いと勝手に自分で思い込んでいませんか?挑戦するだけでも大きな経験として臨床工学技士の仕事の幅が広がるかもしれませんよ!
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異業種にチャレンジしてみる
臨床工学技士の仕事全然面白くない!!!
この悩みを抱えている臨床工学技士も多いでしょう。転職しても『やりがいを感じない』『楽しくない』と感じる人もいます。
その場合は、思い切って異業種に挑戦してみましょう。
- せっかく国家資格取ったのにもったいない
- 異業種に転職したら、給与が下がりそう
- 異業種に挑戦する勇気がない
こんな不安や悩みはあるはずです。
2020年に大手転職サイト「エン・ジャパン」が実施した異業種転職のアンケートによれば、異業種転職で年収が変わらないと答えた方が51%を占めていました。さらに1〜100万円の年収がUPした人も49%います。
つまり異業種に転職したら、年収が下がるとゆうのは思い込みが大きい可能性が高いです。
また、業界全体で考えれば医療業界は年収が低く上がりにくいとゆうのをご存知でしょうか?
医療業界よりも他の業界の方が給料も良いこともしておこう!
\ 未経験からの転職 /