メダカを道の駅で販売する方法を徹底解説していきます。
メダカ副業において、販売場所はかなり重要になるかと思います。案外気になることが道の駅での販売です。
道の駅でメダカを売る場合は、ネットと違うことも多くあります。
今回の記事でわかること
- 道の駅での販売
- 価格設定
- よく売れる設置場所
- 狙うべきターゲット
- よく売れた品種
道の駅で販売
販売してみたいけど、販売方法が全くわからないです
この悩みをひとつずつ解決していきます。
- 販売方法の決定
- 道の駅に連絡
- メリット・デメリット
この悩みをひとつずつ解決していきます。
販売方法の決定
まずはメダカをどのようなスタイルで販売するか考えます。
メダカの販売スタイルは、どんな種類があるの?
基本はこの3種類になるかと思います。
- 自分が店舗に立って直接販売
- 代理で店舗スタッフに販売を依頼
- メダカだけを置いて販売
1番安全にメダカを販売できるのは、直接立って販売することです。1番メダカが危険な目に合う可能性があるのは、メダカを置いて販売です。
接客が好きでメダカで交流を楽しみたい方は自分が立ってもいいでしょう。メダカは品種や飼育法について質問されることが多いので、お客さんが納得した形で購入してくれるでしょう。
また道の駅スタッフが代理で販売を行う店舗もあります。注意点としては、少し割高で合ったりメダカに関する知識がないことが挙げられます。
接客は苦手•たくさんの場所で販売したい場合は、メダカを置くだけでもいいでしょう。しかし注意点としては、環境の変化でメダカが全滅したり、子供からイタズラを受ける可能性があることは知っておきましょう。
道の駅へ連絡
どこに連絡をしたらいいの?
- 道の駅
- 市役所
- 区役所
- 保健所
- JA
販売方法を決めたら、さっそく店舗へ連絡をします。基本的には直接道の駅へ連絡で大丈夫です。地域や店舗によっては、区役所や市の管轄場所に連絡をする場合は道の駅から案内があります。
- 自分の情報
- 販売の日付・時間
- 販売の商品(生き物)であることは確実に
- 販売スタイル
- 販売予定期間
基本的にはこの5つを準備して、連絡するとスムーズに進みます。
販売手数料があることは、知っておきましょう。またJAや地域の組合に加入を求められるケースもあるので、加入したくない場合は、別の道の駅にしましょう。
メリット・デメリット
道の駅販売のメリットやデメリットは、販売前にしっかり理解しておきましょう。
販売後のトラブルや後悔を未然に防ぐためには、販売者側もしっかり知っておくことが重要です。
- 自分の店舗が不必要
- 自分が販売する必要がないこともある
- 集客に力を入れる必要がない
- 普段はメダカを買わない人も見てくれる
販売においてメリットは多くあります。まさに自分の店を建てる経費がかからないことや集客に関するマーケティング・メダカが趣味でない人に見てもらえることは大きなメリットと言えるでしょう。
- 手数料が取られる
- 自分が販売しなければならないこともある
- 子供にイタズラをされる可能性
- 全滅の可能性
- 苦情がきやすい
- 全く売れないこともある
一番のデメリットは販売手数料です。販売店により様々ですが、固定の出品費用+売り上げの1〜10%のところが多いです。しかし店舗によっては、出店に関する固定費が数万円の場所もあるようですので、事前に確認は怠らないようにしましょう。
価格設定
メダカの値段は100円〜数万円と幅があり、価格設定に悩むことが多いかと思います。
メダカなら高くしても売れそうだけど・・
いわゆる高級メダカはあまり売れないことを知っておきましょう。お手軽に買える品種のメダカを多く設定し、高級なメダカは少数にしておくことをおすすめします。全く売れない場合は、手数料や交通費により損失を抱える場合があります。
例えるならば、カブトムシが簡単です。一般のお客さんが子供やお孫さんに購入を検討するのは、一般的なカブトムシのペアを購入することが多いです。数万円のヘラクレスオオカブトをペアで購入することは多くありません。
私はこの本で価格について勉強しましたが漫画でわかりやすく大変参考になりました。⇨『コミック版 100円のコーラを1000円で売る』
子供さんが買いたい(飼いたい)時に気軽に買える(飼える)値段設定にしておくことが重要です。500円〜2000円の幅の品種を多く用意すると良いでしょう。5000円を超える品種は基本的にメダカを知っている趣味の方が購入することもありますが、基本は低めの値段設定が売り上げUPに繋がります
よく売れる場所
道の駅によく行くけど、売れやすい場所ってあるの
基本的には、入り口付近がメダカの場合はおすすめです。店舗に入る全員の目に入る時・出る時の2回は確実に目に入るためです。目に入らない限り購入されることは、ありません。次におすすめは、屋外です。屋外は人が話しかけやすく交流しながら販売ができるためです。しかし屋外ではメダカ全滅の可能性もあるため人が販売する必要があります
希望の場所にメダカを販売できるといいですが、できないことも多くありますので交渉はしてみてもいいでしょう。しかし無理に交渉を進めると今後出店禁止や将来販売の妨げとなることがありますので、注意が必要です。
狙うべきターゲット
狙うべきターゲットはネット販売とは、全く異なります。ネットではメダカが好きな人がメダカを検索して購入します。つまりメダカが好きな人・購入意欲の高い人向けに販売します。
しかし道の駅はメダカが好きな方も来店しますが、メダカは趣味ではない方の方が多く来店します。つまり道の駅では販売のターゲットを変える必要があります。
- 高齢者
- 子供
- 家族連れ
- 中年男性
- 若い女性
基本的には道の駅は高齢者が来店が多く、地元の野菜やお惣菜を購入していきます。観光客よりも地元の方が多く来店していることが多いです。
高齢者や子供・家族連れのお客さんが見やすい・買いやすように工夫が必要です。
- メダカが見やすい容器にする
- メダカの色揚げでできる容器
- ペアで購入できるようにする
- 落としにくい工夫
- 品種にはフリガナをつける
など、高齢者や子供にもわかりやすい工夫をすることが売り上げを出すコツです。
よく売れた品種
次に私が経験したよく売れた品種の紹介です。
サファイアとか綺麗で売れそうだけど・・
私も最初はラメ系サファイア等のメダカを置いて販売してみましたが、案外売れませんでした。容器の色など工夫してみたのですが、なかなか売り上げが伸びずに悩んだ時期もありました。
なにも工夫せず置いた『みゆきメダカ』が結構な数が売れました。理由は簡単です。安いから売れただけでした。しかしこれでは容器代や手数料などの固定費をなかなか上回りません。
- 夜桜
- ヒレ長系メダカ
- 楊貴妃
基本的に見てわかる・お手軽の3品種が良く売れていました。価格や容器・POPなど、様々な工夫をして売れるようになりました。同じ品種でも売れないことが多くあります。自分なりに工夫してその品種の良さが伝わるように工夫してみましょう。
まとめ
道の駅の販売方法や品種を紹介してみました。簡単に思える道の駅の販売ですが、案外難しく手数料や固定費に悩むことがあるかと思います。しかし赤字でも失敗は必ず次への成功に繋がります。自分なりに工夫をして売り上げが上がっていくことはとても嬉しいです。
飼育だけではなく、販売も楽しいものとなるでしょう。